扁平足

扁平足は、足の骨格構造が内側に崩れてしまった状態のことを言い、土踏まずが無い方ではなく、レントゲンで撮影して評価をすることで診断されます。
扁平足自体が、痛みの伴うトラブルではありませんが、扁平足は足のアーチ構造が崩壊してしまっているため、疲れやすく、足膝腰のトラブルを誘発する可能性も非常に高いため、トラブルが既に発生してしまっているかたは、扁平足に対しても適切な対処をする必要があります。

外反母趾

外反母趾は、足の親指(母趾)が小指側に曲がり、「く」の字のように変形し、母趾の付け根の腫れや痛みが発生します。趾(ゆび)が原因ではなく、遺伝による足の骨格的な異常・ゆがみによって足全体の骨格構造が崩れてしまい、結果として母趾(親ゆび)が「くの字」に曲がってしまいます。悪化すると、極端に弯曲し、付け根の骨が外に突き出てきます。趾(ゆび)が原因ではないため、足のどこが悪いかを把握する必要があります。

一般的には、ヒールや細いシューズを履くことで進行すると思われがちですが、裸足の民族にも外反母趾の方が見受けられように履物が直接的な原因ではないことがほとんどです。外反母趾は、進行性の病気で時間経過と共に悪化することから進行を止める予防が非常に重要です。

足の裏が痛い

足裏の痛みで最も多い疾病が「足底腱膜炎」です。
疲れてくると足の裏が痛い、朝起きて1歩目が足裏が痛いという初期症状が多く、症状が悪化すると1日中痛みが発生し、歩けないほど痛みがひどくなる方も多くいます。

足底腱膜炎は、足裏にある足底腱膜に炎症が起こり痛みが発生する病気ですが、足裏に負担が上がる要因は、足の骨格構造の崩れによって起こります。

足裏が痛くなると、クッション性の高いシューズ、大きめのシューズを履かれるかたが多くいらっしゃいますが、直接的な原因は足裏の衝撃ではなく、足の骨格構造の崩れであるため再発する方が非常に多いです。

慢性化した痛みに対しては、ステロイド注射や体外衝撃波での治療を行い、根本的な原因改善するために、足元の環境を見直すことも重要だと言われています。

足首が痛い

足首のトラブルで最も多いのが、「捻挫(ねんざ)」です。
足首を捻ることで、靭帯が伸びたり、断裂することで腫れて痛みが発生します。

正しい対処をしないと、慢性的な痛みや足首の不安定化を起こして、後遺症が残ってしまうことも多くあります。一度トラブルが発生した足首は元に戻すのが難しいため、初期治療と根本的な原因を探ることが重要です。

かかとが痛い

かかとが痛い場合には、足底腱膜炎踵骨棘(しょうこつきょく)の可能性が高いです。
足底腱膜炎は、足裏の腱膜が足の骨格構造が崩れることで、さまざまな方向に引っ張られるために負担が上がり炎症が発生する病気です。
踵骨棘は、かかとの骨がトゲのように突出してしまう病気です。

足底腱膜炎が長引くことで、踵骨棘に進行する場合が多くいらっしゃいます。足底腱膜炎と踵骨棘ともに、かかとに針が刺さったような痛みが発生します。

根本原因である足の骨格構造を見直しも再発を予防するために非常に重要です。

足の甲が痛い

足の甲には神経が通っており、複数の神経の合流地点(神経節)があります。靴の環境や足の骨格構造が悪い状態になると、焼けるような痛み、ひりひりした感覚やしびれが発生してしまいます。
これを「モートン神経種」といい、人によっては靴の中に石が入った感覚という方もいます。

複合的な原因によるもので、その多くが靴の環境と足の骨格構造を適切にサポートすることで改善します。

冷え性

冷え性は、血流が悪くなることで起きてしまう症状の1つです。
血行が悪くなると、身体に必要な酸素・栄養素が行き届かなくなってしまうだけではなく、蓄積されている老廃物も排出されなくなります。そのため、冷え性になるといろいろな不調が表れやすくなります。

生活環境を変えることや静脈のポンプ機能(ふくらはぎの筋力)を正しく使えるようにするために、足元の環境を変えるなどの血流改善が必要です。

足がむくむ

足に起こる「むくみ」別名「浮腫(ふしゅ)」は静脈に問題があることが多いです。
血液は心臓から動脈を通り全身に届けられ、静脈を通って心臓に血液を戻します。静脈は重力に逆らって戻らないといけないため、ふくらはぎの筋肉(ポンプ機能)をうまく使う必要があります。

なんらかの理由で血液の循環が滞ると、血液が停滞してふくらはぎがむくみます。静脈便が壊れてしまい、血液が溜まった状態が続くことで、血管がコブのようにふくらんだ状態を「下肢静脈瘤(かしじょうみゃくりゅう)」といいます。

生活環境やふくらはぎの筋力を正しく使えるようにするなど、多方向からのアプローチが必要です。

タコ・魚の目

タコは、一か所に圧が集中することで生じるもので、皮膚の防御反応です。そこにネジレの圧が加わることで魚の目になってしまいます。

魚の目は、芯が皮膚の中に食い込んでいき、神経を圧迫することで痛みが発生します。

靴の見直しや歩き方の見直すことで改善は見込めますが、足の変形によって生じているタコや魚の目は改善が難しく、足の骨格構造に対するアプローチも必要になります。

巻き爪


鍼灸院・整骨院ティップ 春日院

〒113-0033
東京都文京区本郷4丁目26-8 山憲ビル201

都営大江戸線・三田線「春日駅」
A6出口西片方面より徒歩1分

東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園駅」
8番出口より徒歩5分

TEL 03-6801-5933

受付時間
平日 10:00~13:00 15:00~20:00
土日 09:30~15:00
日祝 不定休
*詳しくはお知らせをご覧ください。